うけ‐にん【請(け)人】
借金・売買契約・人物などの保証をする人。近世には金請(かねうけ)・人請(ひとうけ)・地請(じうけ)・店請(たなうけ)などの別があった。保証人。「自分の財産(しんだい)を挙げて—の義務を果たすと云...
ゆいしきろん【唯識論】
世親著「唯識二十論」の略。1巻。菩提(ぼだい)流支訳・真諦(しんだい)訳・玄奘訳の三つがある。現実存在を構成する諸法は実在するのではなく、識によって顕現したものにほかならないとして、唯識を説く...
く‐やく【旧訳】
仏語。一般に、唐の玄奘(げんじょう)以前に漢訳された仏典。鳩摩羅什(くまらじゅう)・真諦(しんだい)のものが代表的。→新訳2
し‐だい【進退】
《「しんだい」の撥音の無表記》自由にすること。思いどおりにすること。「もとより、—ならぬ人の御ことなれば」〈源・真木柱〉
竈(かまど)を破(やぶ)・る
破産する。身代(しんだい)をつぶす。
しん‐たい【身体】
《古くは「しんだい」とも》人のからだ。肉体。体躯(たいく)。身(み)。「—強健」
しん‐しょう【身上】
1 身の上。一身上のこと。しんじょう。 2 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「—をこしらえる」「—をつぶす」 3 給金。芝居関係者の間で用いられた語。「身分だの—だ...
しん‐たい【進退】
[名](スル)《古くは「しんだい」とも》 1 進むことと退くこと。動くこと。「常人の情は兎角世の風潮に従いて—する者にて」〈西村茂樹・日本道徳論〉 2 身を動かすこと。立ち居振る舞い。「挙止—」...
ひそ‐やか【密やか】
[形動][文][ナリ] 1 ひっそりとしているさま。もの静かなさま。「—に夜の雨が降る」 2 人に知られないようにそっと行うさま。「—な楽しみ」「—に泣く」 3 物の乏しいさま。「—な身代(しん...
ね‐だい【寝台】
寝床にする台。ベッド。しんだい。