じ‐せつ【自切/自截】
動物が、外敵に襲われるなどの強い刺激を受けると、体の一部を自ら切り捨てて生命を守る現象。トカゲの尾、カニの脚などにみられる。自割。
じ‐せつ【自説】
自分の意見・説。「—に固執する」
じ‐せつ【持節】
節刀を持つこと。また、その使者あるいはその任務。
じ‐せつ【持説】
ふだんから主張している意見。持論。「—を展開する」
じ‐せつ【時節】
1 自然の移り変わりによって感じられる時分。季節。「散策に適した—」 2 その時の世の中の情勢。時勢。「—をわきまえよ」 3 何かをするのによい時機。機会。「—を待つ」「—到来」
じせつ‐がら【時節柄】
[名]時節にふさわしいこと。時分柄。「—の新茶は香(かおり)は高くとも」〈藤村・夜明け前〉 [副]時節が時節なので。時分柄。「—早めにお召し上がり下さい」「—おからだを大切に」
じせつ‐たいしょうぐん【持節大将軍】
古代、朝廷から節刀を与えられて、辺境の反乱を鎮定するために派遣された軍団の総指揮官。鎮定する対象により、征隼人・征夷・征東などを冠してよばれた。持節大使。