じびき‐ちょう【地引帳】
江戸時代、検地に先だって作成された帳簿。所在地・用途・持ち主などを1筆ごとに書き上げ、検地奉行に提出した。
字引(じびき)と首(くび)っ引(ぴ)き
一語一語字引を引きながら、努力して読んだり調べたりするさま。
じびき‐まつり【地曳き祭(り)】
⇒地引き2
じ‐びた【地びた】
「じべた」の音変化。「—に直(じか)に臥(ね)るのと違って」〈宙外・独行〉
じ‐びょう【持病】
1 なかなか治らず、常に、または時々起こる病気。宿痾(しゅくあ)。痼疾(こしつ)。「—の神経痛に苦しむ」 2 身について直らない悪い癖。「—の癇癪(かんしゃく)が出る」
じ‐びょうし【地拍子】
謡曲で、詞章を一定のリズムに乗せるための方式。八拍子(やつびょうし)を基本とし、平ノリ・中ノリ・大ノリの三つの型がある。
じ‐びん【自鬢】
1 自分で自分の髪を結うこと。また、その髪。「あたまは—のくさたばね」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 能で、演者がかつらをつけずに、結ってある自分の髪のままで舞台に出たこと。
じびん‐もの【自鬢物】
シテが自鬢のままでつとめる能。シテが現在生存している男性として登場する場合に限られる。「望月」「鉢木(はちのき)」など。直面物(ひためんもの)。
じ‐ビール【地ビール】
その地方でつくられるビール。クラフトビール。 [補説]平成6年(1994)の酒税法改正により年間最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられ、各地の小規模メーカーによる醸造...