じ‐もつ【寺物】
寺に属する調度品や道具。
じ‐もつ【持物】
仏像が手に持っている物。その諸尊の性格・働きを示す標幟(ひょうじ)で、観世音菩薩の水瓶、薬師如来の薬壺、不動明王の剣など。じぶつ。
じ‐もと【地元】
1 そのことに直接関係ある土地。「—の意見を聞く」 2 その人が居住している土地。また、その人の勢力範囲である土地。「—の候補者」
じ‐もの【地物】
その土地で産した物。「—の梨(なし)」
じ‐もの【地者】
遊女などに対して、堅気の女。素人の女。地女(じおんな)。「女郎のは色事、—のは恋路と云ふ物だ」〈滑・浮世床・二〉
じ‐もの
[接尾]《形容詞語尾「じ」+名詞「もの」から》名詞に付いて、…のようなもの(として)、…であるもの(として)などの意を表す。連用修飾句として用いられることが多い。「鳥—朝立ちいまして」〈万・二一...
じ‐もらい【地貰い】
土地の使用に先立って、土地の神からその土地をもらう儀式。開墾しようとする土地の四隅にくいを打ち、しめを張ったりする。
じ‐もり【地盛(り)】
「土(ど)盛り」に同じ。
じ‐もん【地紋/地文】
1 織り方の組織や糸使いの変化によって織物の地に織り出した文様。特に、染めや刺繍などの生地の文様についていう。 2 工芸品や証券・新聞などの印刷物で、地の模様。
じ‐もん【寺門】
1 寺の門。また、寺。 2 「寺門派」の略。 園城寺(おんじょうじ)(三井寺(みいでら))の異称。