じょう‐ふ【上布】
夏の衣服に用いる高級な麻織物。薩摩(さつま)上布・越後上布など。《季 夏》「うち透きて男の肌(はだへ)白—/たかし」
じょう‐ふ【丈夫】
《「じょうぶ」とも。中国の周の制度で1丈(約2メートル)を男子の身長としたところから》りっぱな男。ますらお。「堂々たる—」「偉—」
じょう‐ふ【定府】
江戸時代、幕府の役職にある大名やその家臣が、参勤交代をせずに江戸に常住すること。
じょう‐ふ【城府】
《中国で、都市の周囲に城壁をめぐらしたところから》 1 都市の外囲い。とりで。 2 都市。 3 隔て。しきり。
じょう‐ふ【情夫】
情人である男。いろおとこ。また、内縁関係にある男。
じょう‐ふ【情婦】
情人である女。いろおんな。また、内縁関係にある女。
じょう‐ふ【饒富】
[名・形動]豊かなこと。また、そのさま。富饒。「身上の—になる所から自然に世の中が和合して」〈小川為治・開化問答〉
じょう‐ふ【浄布】
寺院で、御身拭(おみぬぐ)いに使用される白布。
じょうふきょう【常不軽】
「法華経」常不軽菩薩(ぼさつ)品に出てくる菩薩。人はみな成仏するとして、会う人ごとに軽んずることなく礼拝したという。常不軽菩薩。 「法華経」常不軽菩薩品の中で、常不軽菩薩が説いた24字の語を...
しょう‐ふく【承服/承伏】
[名](スル)《古くは「しょうぶく」「じょうふく」とも》相手の言うことを承知してそれに従うこと。「とても—しかねる条件」