じろう‐しゅ【治聾酒】
春分に最も近い戊(つちのえ)の日に、土地の神に供える酒。また、この日に飲む酒。この日に酒を飲むと耳の障害が治るという。《季 春》「—の酔ふほどもなくさめにけり/鬼城」
じろう‐の‐ついたち【次郎の朔日】
《元日から起算して二度目の朔日の意》(東日本で)2月1日の称。一日(ひとひ)正月。初朔日(はつついたち)。《季 春》→太郎の朔日
じろうものがたり【次郎物語】
下村湖人の自伝的長編小説。5部作。幼少期に里子に出された少年、次郎の成長を描く。第1部は大日本青年団の機関紙「青年」に昭和11年(1936)より連載。単行本は昭和16年(1941)刊行。以後、第...
ジロカステル【Gjirokastër】
⇒ジロカストラ
ジロカストラ【Gjirokastra】
アルバニア南部の都市。ドリノ川沿いに位置する。共産主義時代の指導者エンベル=ホッジャ、同国を代表する小説家イスマイル=カダレの生地。市街を見下ろす丘の上にオスマン帝国時代に造られたジロカストラ城...
じろざえもん‐びな【次郎左衛門雛】
江戸時代中ごろ、京都の人形師、雛屋次郎左衛門が作り出した雛人形。優雅なおもむきの内裏雛。
じろ‐じろ
[副]無遠慮に目を向けるさま。「そんなに—(と)人の顔を見るな」
じろちょうさんごくし【次郎長三国志】
村上元三の歴史小説。また、これを原作とするマキノ雅弘監督による時代劇映画のシリーズ名。昭和27年(1952)公開の第1作「次郎長三国志次郎長売出す」を皮切りに、昭和29年(1954)までの間に全...
じろっ‐と
[副]目玉を動かしてにらみつけるさま。じろりと。「係員は—男の顔を見た」
ジロ‐デ‐イタリア【(イタリア)Giro d'Italia】
自転車のロードレースの一つ。毎年5月に約3週間にわたってイタリア全土で行われる。1909年から開催。ツールドフランス・ブエルタアエスパーニャとともにグランツールと呼ばれる。