すい‐あげ【吸(い)上げ】
吸い上げること。また、吸い上げるための装置。
すいあげ‐こうか【吸(い)上げ効果】
台風や低気圧の中心部の気圧が周囲よりも低いために、海面を押す力が弱まって水位が上昇すること。気圧が1ヘクトパスカル下がると、海面が1センチメートル上昇する。高潮を発生させる自然現象のメカニズムの...
すいあげ‐しゅんせつき【吸(い)上げ浚渫機】
河川・港湾などの水底の土砂を水と一緒に吸い上げて取り除く装置。
すいあげ‐ポンプ【吸(い)上げポンプ】
円筒管中で弁のついたピストンを往復させ、低い所にある水を吸い上げるポンプ。家庭用の井戸ポンプなどに使用。
すい‐あ・げる【吸(い)上げる】
[動ガ下一][文]すひあ・ぐ[ガ下二] 1 気体・液体などを吸い込んで上方へあげる。「ポンプで水を—・げる」 2 人の利益を搾り取る。「もうけの一部を親会社に—・げられる」 3 上層部が一般の人...
すい‐あつ【水圧】
水が物体や水自体に及ぼす圧力。静止している水では深さに比例して大きくなり、深さ10メートル増すごとに約1気圧増加する。
すいあつ‐かん【水圧管】
水力発電所で、水車に水を導く急勾配(こうばい)の送水管。内側に高い水圧を受ける。ペンストック。水圧鉄管。
すいあつ‐き【水圧機】
水圧を利用して仕事をする機械の総称。水圧プレス・水圧ポンプ・水圧ジャッキなど。
すいあつ‐きかん【水圧機関】
高圧水を蒸気と同じように用いて動力を得る機関。
すいあつ‐しけん【水圧試験】
圧力を受ける部品に水圧を加え、異常や変形、耐圧力を調べること。ボイラーやタンクなどで安全性を確認するために行う。