すいじょう‐き【水上機】
水面で離着水できる航空機。陸上機の車輪の代わりにフロートをつけたものと、胴体が船のようになっている飛行艇とがある。水上飛行機。
すい‐じょうき【水蒸気】
水が蒸発してできた無色透明の気体。湯気が白く見えるのはこの一部が冷えて細かい水滴となるため。蒸気。
すいじょうき‐あつ【水蒸気圧】
気圧のうち、水蒸気による圧力をいう。水蒸気分圧。→全圧
すいじょうき‐かいしつ【水蒸気改質】
炭化水素を水蒸気とニッケルなどの触媒を用いて高温下で反応させ、水素(または水素の混合ガス)を製造すること。原料として石炭、メタン、液化石油ガス、ナフサなどが用いられる。水蒸気変成。水素改質。スチ...
すいじょうき‐じょうりゅう【水蒸気蒸留】
水蒸気を物質中に吹き込んで揮発成分を水蒸気とともに蒸留する方法。水と混和しない物質の場合、目的とする物質の沸点よりも低い温度で留出することができる。
すいじょうき‐ばくはつ【水蒸気爆発】
水が熱せられて急激に気化し、高温・高圧の水蒸気となることによって起こる爆発。火山の水蒸気噴火でみられるほか、ボイラーや溶炉、熱した食用油などに水が混入することでも起こる。→マグマ水蒸気爆発 [補...
すいじょうき‐ふんか【水蒸気噴火】
マグマの熱で付近の地下水が気化し、大量の水蒸気が発生して圧力が急速に上昇することによって起こる現象。火口付近の岩石が砕け、噴石や火山灰として飛散する。水蒸気爆発。→マグマ噴火 →マグマ水蒸気爆発
すいじょうき‐ぶんあつ【水蒸気分圧】
⇒水蒸気圧
すいじょうき‐へんせい【水蒸気変成】
⇒水蒸気改質
すいじょうき‐ぼかん【水上機母艦】
水上機を搭載し、その行動基地としての役割をもつ軍艦。飛行甲板をもたず、発艦にはカタパルトを、収容には起重機を用いた。第一次大戦ごろから出現したが、航空母艦の発達とともに姿を消した。