すえ‐つ‐かた【末つ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 月や季節などの終わりのころ。「秋の—、いともの心細くて」〈源・若紫〉 2 一続きの物事の終末の部分。終わりのほう。「ただ—をいささか弾き給ふ」〈源・横笛〉 3...
すえ‐つき【陶坏】
陶製の杯(さかずき)。かわらけ。
すえ‐つくり【陶工】
陶器を作ること。また、それを職業とする人。〈色葉字類抄〉
すえつくり‐べ【陶部】
上代、朝鮮からの渡来人を中心に、陶器(須恵器(すえき))を製造した技術者の集団。
すえつぐ【末次】
姓氏の一。 [補説]「末次」姓の人物末次平蔵(すえつぐへいぞう)
すえつぐ‐ぶね【末次船】
江戸初期、末次平蔵が安南や台湾などとの貿易を行った朱印船。
すえ‐つけ【据(え)付け】
すえつけること。また、すえつけてあること。「機械の—が終わる」「—の本棚」
すえ‐つ・ける【据(え)付ける】
[動カ下一][文]すゑつ・く[カ下二]物をある場所に据えて固定する。「防犯カメラを—・ける」
すえつむ‐はな【末摘花】
《花が茎の末の方から咲きはじめるのを順次摘み取るところから》ベニバナの別名。《季 夏》「わが恋は—の莟かな/子規」 [補説]書名別項。→末摘花
すえつむはな【末摘花】
源氏物語第6巻の巻名。光源氏、18歳から19歳。源氏は常陸宮(ひたちのみや)の娘末摘花と契りを結び、翌朝大きな赤鼻の醜女だったことを知る。 源氏物語の登場人物。常陸宮の娘。容貌は醜いが、古風...