すえ‐かなもの【据(え)金物/居文金物】
飾りにすえつける金具。甲冑の装飾金具など。
すえ‐き【須恵器/陶器】
日本古代の灰色の硬質土器。一部轆轤(ろくろ)を利用して作り、穴窯(あながま)を用いて1200度くらいの高温で焼く。朝鮮半島から到来した技術により5世紀に誕生し、平安時代におよんだ。祝部土器(いわ...
すえ‐きち【末吉】
おみくじで、あとになって開ける運のこと。
すえ‐くさ・し【饐え臭し】
[形ク]飲食物が腐ったような悪臭である。「この布団はだいぶ—・くなった」〈洒・穴知鳥〉
すえ‐くち【末口】
丸太などの細い方の端。また、細い方の切り口。⇔元口(もとくち)。
すえ‐こ【末子】
「末っ子」に同じ。
すえ‐ごたつ【据え炬燵】
床に炉をつくった、据えつけのこたつ。切りごたつ。掘りごたつ。
すえ‐ごし【据(え)腰】
歩くとき、腰をすえて上体をくずさない姿勢。また、その腰つき。もとは遊女の道中姿であったが、のちには一般女性もまねるようになった。「抜衣紋(ぬきえもん)の突袖(つつそで)で、—の露払」〈鏡花・日本橋〉
すえ‐ざ【末座】
末の座席。下座(しもざ)。まつざ。
すえ‐ざま【末様/末方】
末の方。終わりごろ。「はじめつかたはうるはしく…書きたりけるが、やうやう—になりて」〈宇治拾遺・五〉