すき‐ぐし【梳き櫛】
髪を梳くとき、ほこりなどを取り去るのに使う歯の目の細かい櫛(くし)。
すき‐げ【梳き毛】
結髪の形を整えるために髪の中央に入れたり、頭髪の汚れをとるために梳き櫛(ぐし)に挟んで髪をけずるのに用いたりする毛の束。赤熊(しゃぐま)・人造毛などの入れ毛。
すき‐こ【透き蚕】
繭をつくる前の、体がやや透明になった蚕。また、空頭病(くうとうびょう)にかかった蚕。
すき‐こ【梳き子】
「梳き手」に同じ。
好(す)きこそ物(もの)の上手(じょうず)なれ
好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものだ。
すき‐このみ【好き好み】
好みとすること。また、そのもの。嗜好(しこう)。「子供の—に合わせる」
すき‐この・む【好き好む】
[動マ五(四)](多く「好き好んで」の形で)特に好む。とりわけ好きになる。「—・んで苦労をする者はいない」
すき‐こみ【漉き込み/抄き込み】
紙に模様などを漉き込むこと。また、その紙。
すき‐こ・む【漉き込む/抄き込む】
[動マ五(四)]紙に文字や模様が現れるようにふつうの原料以外の繊維を混ぜて漉く。また、木の葉などを中に入れて漉く。「雪の模様を—・む」
すき‐ごころ【好き心】
1 色好みの心。「—を出す」 2 好奇心。また、風流を好む心。