すき‐ごと【好き事】
1 物好き。「かかる—をし給ふこととそしりあへり」〈竹取〉 2 色好みの行為。色恋沙汰(ざた)。「かかる—どもを末の世にも聞き伝へて」〈源・帚木〉
すき‐ざんまい【好き三昧】
[名・形動]「好き放題」に同じ。「—をぬかしての」〈滑・浮世風呂・三〉
すき‐しゃ【好き者/数寄者/数奇者】
1 物好きな人。好事家(こうずか)。すきもの。「—の間に平七が細工求めたき旨申さるる仁(じん)出来(いでき)」〈露伴・風流魔〉 2 数寄の道に専念する人。特に、茶道についていう。風流人。 3 色...
すき‐じ【透(き)字】
紙などに文字が透けて見えるようにすること。また、その文字。
すき‐すおう【透素襖】
室町時代の衣服の一。越後縮(えちごちぢみ)を染めて作った素襖。6、7月ころに着用する。すかしすおう。
すき‐ずき【好き好き】
人それぞれに好みが違うこと。「—のある味」「蓼(たで)食う虫も—」
すきずき・し【好き好きし】
[形シク] 1 いかにも風流である。また、物好きである。「—・しく、あはれなる事どもなり」〈宇治拾遺・三〉 2 色好みめいて見える。好色らしい。「昔より—・しき御心にて、なほざりに通ひ給ひける所...
スキゾフレニア【schizophrenia】
統合失調症。
スキタイ【(ギリシャ)Skythai】
前6世紀から前3世紀にかけて、カルパチア山脈とドン川との中間の草原地帯に強大な遊牧国家を建設したイラン系民族。黒海沿岸のギリシャ植民都市と交易。すぐれた馬具・武具・武器を発達させるなど、独自の騎...
すき‐たわ・む【好き撓む】
[動マ四]好色で人にたやすくなびく。「—・めらむ女に心おかせ給へ」〈源・帚木〉