すぎ‐がき【杉垣】
1 杉を植えならべて垣根としたもの。 2 盂蘭盆(うらぼん)のとき、精霊棚(しょうりょうだな)に杉の青葉を立て並べたもの。
すぎこし‐かた【過ぎ来し方】
[連語] 1 通り過ぎた方向。「—を眺める」 2 過ぎ去った昔。過去。「—を思い返す」
すぎこし‐の‐いわい【過ぎ越しの祝】
⇒過ぎ越しの祭
すぎこし‐の‐まつり【過ぎ越しの祭】
ユダヤ教の三大祭の一。小羊の血を戸口の柱に塗ったイスラエル人の家を神ヤーウェが通り過ぎて、エジプト人にのみ難を与えたというエジプト脱出の故事を記念する春の祭り。過ぎ越しの祝。→仮庵の祭 →ペンテ...
すぎこしのまつり【過越しの祭】
米谷ふみ子の小説。米国で暮らす中年女性の憂鬱を描く。昭和60年(1985)、新潮新人賞、第94回芥川賞受賞。過越しの祭はユダヤ教の祭の一つ。
すぎ‐ごけ【杉苔/杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)の総称。一般に、湿地に密に生え、高さ5〜10センチ。茎と葉との区別がみられ、葉は針状で密につく。雌雄異株で、茎の頂に褐色の柄のある四角柱状の胞子嚢(ほうしのう)をつけ...
すぎさか【杉坂】
兵庫県佐用郡佐用町と岡山県美作(みまさか)市との間にあったという峠道。
すぎ‐さ・る【過(ぎ)去る】
[動ラ五(四)] 1 その場所を通り過ぎて行ってしまう。「台風が—・る」 2 時間が経って、過去のものになってしまう。「—・ったことは言うまい」「—・りし青春の日々」
すぎした‐しげる【杉下茂】
[1925〜2023]プロ野球選手・監督。東京の生まれ。復員後、昭和24年(1949)中日に入団。フォークボールの元祖として活躍し、昭和29年(1954)には32勝をあげて初優勝に大きく貢献した...
すぎ‐じゅう【杉重】
杉の薄い板で作った重箱。菓子折りなどに用いる。