すぎ‐すぎ【次次】
[副]つぎつぎ。「公達、同じほどに—大人び給ひぬれば」〈源・紅梅〉
すぎ‐せき【杉石】
大隅石グループに属す珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある桃色または紫色の結晶。六方晶系。愛媛県で採取され、昭和48年(1973)に国際鉱物学連合により新鉱物として認定。名称は、新鉱物の申請をした岩...
すぎた【杉田】
姓氏の一。 [補説]「杉田」姓の人物杉田玄白(すぎたげんぱく)杉田成卿(すぎたせいけい)杉田久女(すぎたひさじょ)
すぎた‐げんぱく【杉田玄白】
[1733〜1817]江戸後期の蘭方医。若狭小浜藩医の子として江戸に生まれる。名は翼、字は子鳳、号は鷧斎・九幸。前野良沢らと「ターヘル‐アナトミア」を訳出し「解体新書」として刊行。西洋医学を広く...
すぎた‐せいけい【杉田成卿】
[1817〜1859]江戸後期の蘭学者。江戸の人。名は信。号は梅里。玄白の孫。坪井信道に学び、のち蕃書調所教授となる。訳著に「医戒」「済生三方」「砲術訓蒙(くんもう)」などがあり、蘭文(らんぶん...
すぎた‐ひさじょ【杉田久女】
[1890〜1946]俳人。鹿児島の生まれ。旧姓赤堀、本名久子。華やかさのある情熱的な句風で知られる。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」同人となるが後に除名。
すぎ‐だま【杉玉】
《「すぎたま」とも》「酒林1」に同じ。
過(す)ぎたるは猶(なお)及(およ)ばざるが如(ごと)し
《「論語」先進から》何事でもやりすぎることはやり足りないことと同じようによくない。
すぎ‐だち【杉立ち】
1 両手と頭とを下につけてする逆立ち。「宙返り、きばても—でもいたします」〈洒・客者評判記〉 2 長い竿(さお)にのぼり、足をひっかけて逆さになり、しばらくしてからだを1回転させて地面に降り立つ...
すぎと【杉戸】
埼玉県北葛飾郡の地名。古利根(ふるとね)川東岸に位置する。もと日光街道の宿場町。