すくなから‐ず【少なからず】
[副]数量・程度などが軽少でないさま。たくさん。かなり。「死者が—出た」「—喜んだ」
すくなから‐ぬ【少なからぬ】
[連語]数量や程度が少なくない。かなり多くの。「—御配慮を賜りまして」
すくなく‐とも【少なくとも】
[副] 1 少なく見積もっても。内輪に見ても。少なくも。「—一年はかかる」 2 せめて。ともかく。少なくも。「—一日二時間は勉強しろ」「—これだけは約束する」
すくなく◦ない【少なくない】
[連語]決して少ないわけではない。多い。「反対する人も—◦ない」
すくなく‐も【少なくも】
[副] 1 「少なくとも1」に同じ。「—一〇年は使える」 2 (あとに打消しや反語表現を伴って)いくら少なく見ても…などというものではなく、大いに。「かくしても相見るものを—年月経(ふ)れば恋し...
すくなびこな‐の‐かみ【少彦名神/少名毘古那神】
日本神話の神。古事記では神産巣日神(かむむすひのかみ)の子、日本書紀では高皇産霊尊(たかひむすひのみこと)の子。体の小さい神で、大国主神と協力して国づくりを行い、のち、常世国(とこよのくに)に帰...
すくな‐め【少なめ】
[名・形動]数量がやや少ないくらいであること。また、そのさま。「実際より—な見積もり」
すくね【宿禰】
1 古く、人名に添えた敬称。野見宿禰(のみのすくね)の類。 2 天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第三位。主に連(むらじ)姓の神別氏族に与えられた。大伴宿禰の類。
すくね‐びな【宿禰雛】
絵の具で彩色した土製のひな人形。享保年間(1716〜1736)に流行。
すく‐ば・る【竦ばる】
[動ラ四]こわばる。すくむ。「俄(にはか)に足が—・って」〈浄・千本桜〉