せい【凄】
[常用漢字] [音]セイ(漢) [訓]すさまじい すごい 1 肌寒い。「凄凄・凄然」 2 すさまじい。すごい。「凄絶」
てんぐ‐だおし【天狗倒し】
深山で、突然すさまじい原因不明の大音響が起こり、行ってみるとなんの形跡もないこと。また、原因不明で、突然すさまじい音がして倒れそうもない大きな建物が倒壊すること。
うだ・る【茹る】
[動ラ五(四)]《「ゆだる」の音変化》 1 「ゆだる」に同じ。「卵が—・る」「銭湯で—・る」 2 暑さのため、からだがぐったりする。「猛暑に—・る」 3 疲れや酔いなどでからだがふらふらになる。...
りょう‐らく【寥落】
荒れ果ててすさまじいこと。荒廃すること。「凡て戦争は—を持来たす」〈独歩・愛弟通信〉
きこく‐しゅうしゅう【鬼哭啾啾】
[ト・タル][文][形動タリ]亡霊の泣き声がしくしくと聞こえるようなさま。恐ろしい気配が迫ってすさまじいさま。「—たる激戦地の跡に立つ」
おどろおどろ‐し・い
[形][文]おどろおどろ・し[シク]《「驚く」と同語源》 1 不気味で恐ろしい。すさまじい。「怪奇映画の—・い演出」 2 ぎょうぎょうしい。大げさだ。「あななひに—・しく二十人の人ののぼりて侍れ...
せい‐ぜつ【凄絶】
[名・形動]非常にすさまじいこと。また、そのさま。「—な争い」
け‐あ・し【気悪し】
[形シク]険悪である。すさまじい。「風きはめて—・しく吹きて」〈今昔・二〇・四〇〉
せい‐そう【凄愴/悽愴】
[名・形動]悲しみいたむこと。また、非常にいたましいさま。「宣教師たちの—な殉教の歴史」 [ト・タル][文][形動タリ]非常にいたましいさま。また、ものさびしく、すさまじいさま。「—とした戦...
もう‐か【猛火】
激しく燃える火。すさまじい火炎。みょうか。「—に包まれる」「地獄の—」