すて‐さ・る【捨(て)去る】
[動ラ五(四)]思い切りよく捨てて、気にかけずにいる。「過去を—・る」
すて‐さんぼう【捨(て)三宝】
物を粗末に扱うこと。投げやり三宝。
すて‐ぜりふ【捨て台詞】
1 演劇、特に歌舞伎で、俳優が脚本に書いてないのにその場の雰囲気に応じて即興的に言う短いせりふ。 2 立ち去ろうとするとき、相手の返答を求めないで一方的に言い放つ言葉。捨て言葉。「—を残して去る...
すて‐そ【捨(て)訴】
江戸時代、訴状を評定所・奉行所や老中など要職者の門前にひそかに置き去ること。また、その訴状。正規の手続きでは受理されない告訴や密告などに行われた。捨て文。捨て訴状。
捨(す)てたものではな・い
役に立たないとして見限ることはない。まだまだ使い道がある。「この味はまんざら—・い」
すて‐だいこ【捨(て)太鼓】
江戸時代、時刻を知らせる太鼓を打つ前に、注意を引くために打ち鳴らした太鼓の音。
ステッカー【sticker】
裏にのりのついた紙片。また、宣伝用のはり紙。「駐車違反の—」
ステッキ【stick】
1 西洋ふうのつえ。 2 活版印刷の組版で、活字を所定の長さに組み並べるのに使う小工具。
ステッキ‐ガール
《(和)stick+girl》料金を取って男性の話し相手をしながら散歩などをする若い女性。昭和初期の流行語。
ステッチ【stitch】
《「スティッチ」とも》 1 裁縫の針目、編み物の編み目、手芸の刺し目などの総称。特に刺繍(ししゅう)の刺し方、刺し目。「クロス—」 2 飾りミシン。「—をかける」