すな‐がに【砂蟹】
スナガニ科のカニ。甲はほぼ四角形で、幅約3センチ。眼柄は長く視力は鋭敏。体色は周囲の色によって変わる。砂浜の高潮線より上に穴を掘ってすむ。岩手県以南に分布。《季 夏》
すな‐がみ【砂紙】
紙やすり。サンドペーパー。
すながわ【砂川】
北海道中部の市。平野部は石狩川の蛇行帯にあたり、山間部は歌志内の炭鉱地帯に隣接。化学工業・木工業などが盛ん。名はアイヌ語のオタウシナイ(砂の多い川)に由来。人口1.9万(2010)。
すながわ【砂川】
東京都の旧北多摩郡の町名。昭和38年(1963)立川市に編入。
すながわ‐し【砂川市】
⇒砂川
すながわ‐じけん【砂川事件】
昭和30〜32年(1955〜1957)、東京都下砂川町で起こった、米軍立川基地拡張に反対する闘争。政府は警官隊を動員して測量を強行したが、住民・労働者・学生も大量動員で対抗、流血事件も発生。裁判...
すな‐ぎも【砂肝】
鳥の砂嚢(さのう)のこと。
すな‐ぎんちゃく【砂巾着】
花虫綱スナギンチャク科の腔腸(こうちょう)動物の総称。すべて海産。多くは群体で、共通の肉質部に砂粒を含み、岩や貝殻に着生し、イソギンチャク形のポリプ(個虫)が突出する。
すな‐けしゴム【砂消しゴム】
砂を練り込んだ消しゴム。砂が研磨剤となり、インクなどで書いた字や絵を、紙の表面ごと削り取る。砂消し。
すな‐けむり【砂煙】
風で砂が舞い上がり、煙のように見えるもの。砂塵(さじん)。