墨(すみ)は餓鬼(がき)に磨(す)らせ筆(ふで)は鬼(おに)に持(も)たせよ
墨をするには力を入れず、筆を使って書くには力を込めるのがよいというたとえ。
すみ‐はだ【澄肌/墨肌】
日本刀の刀身に現れる、黒く澄んでいる斑点。鯰肌(なまずはだ)。
すみ‐は・つ【住み果つ】
[動タ下二] 1 いつまでも住む。最後まで住む。「その昔(かみ)世を背きなましかば、今は深き山に—・てて」〈源・蜻蛉〉 2 夫婦関係を固く通す。「かく世に—・て給ふにつけても、おろかならず思ひ聞...
すみ‐はな・る【住み離る】
[動ラ下二] 1 すみかを離れる。世間から離れて住む。「思ひ棄て給へる世なれども、今はと—・れなむをあはれにおぼさる」〈源・橋姫〉 2 住まいを別にする。別々に住む。「同じ家の内なれど、方異(か...
すみ‐はん【墨版】
1 浮世絵で、絵の輪郭や図柄の主要な部分を描いた版木。絵師が描いた下絵を版木に裏返しに貼りつけて彫る。版木の製作過程では、これを摺った墨摺をもとに、各色を摺るための色版が作成される。 2 《「ス...