すみ‐わけ【棲み分け】
1 生活様式のほぼ等しい異種の生物群が、生活空間や生活時間・時期を分け、競争を回避しながら共存する現象。ヤマメが下流に、イワナが上流にすむ例など。 2 銀行と消費者金融、トラック輸送と鉄道輸送と...
すみ‐わけ・る【棲み分ける】
[動カ下一][文]すみわ・く[カ下二]棲み分けがなされている。「多種の昆虫類が—・ている」→棲み分け
すみ‐わた・る【澄(み)渡る】
[動ラ五(四)]空・水などが一面に曇りなく澄む。「—・った秋空」
すみ‐わた・る【住み渡る】
[動ラ四] 1 ずっと住みつづける。1か所に長く住む。「橘(たちばな)の林を植ゑむほととぎす常に冬まで—・るがね」〈万・一九五八〉 2 男が女のもとに通いつづける。「忠房のぬしのむすめ東の方を、...
すみ‐わ・びる【住み侘びる】
[動バ上一][文]すみわ・ぶ[バ上二]生きて暮らしていくことをつらく思う。住みにくく思う。「口を聞く相手もない冷たい下宿に、一日一日を—・びて」〈三重吉・小鳥の巣〉