さが‐りゅう【嵯峨流】
1 築庭の一派。夢窓疎石が祖とされ、天竜寺の庭を範とする。 2 浄土宗の一派。西山派に属し、浄金剛院(じょうこんごういん)の開山、道観を祖とする。現在は途絶。 3 和様書道の流派の一。京都嵯峨の...
サウスシェトランド‐しょとう【サウスシェトランド諸島】
《South Shetland Islands》南極大陸の南極半島の北方、南大西洋のドレーク海峡に浮かぶ諸島。南緯61〜64度、西経53〜63度の約500キロメートルにわたり、キングジョージ島、...
さい‐ろう【菜籠】
1 茶の湯で、花入れや炭斗(すみとり)に使う竹で編んだ籠(かご)。中国で野菜などを入れたことからこの名がある。 2 竹を編んで作った弁当箱。
こうかく‐るい【甲殻類】
甲殻綱の節足動物の総称。エビ・カニ・ヤドカリ・アミ・ミジンコなど。主に水中にすみ、えらで呼吸。体は頭・胸・腹の3部に分かれ、胸部の付属肢は歩行・捕食または遊泳に、腹部の付属肢は遊泳または哺育(ほ...
こう‐か【紅霞】
くれない色のかすみ。夕焼けなどでくれない色に染まった雲。「今富士の巓(いただき)にかかりし—は」〈蘆花・自然と人生〉
さんしょう‐うお【山椒魚】
有尾目のサンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科両生類の総称。約280種が知られる。成体にも発達した尾があり、四肢が発達。肺および皮膚で呼吸するが、肺を欠くものもある。ほとんど陸生で、止水...
くだ‐ずみ【管炭】
《「くだすみ」とも》茶の湯で、胴炭(どうずみ)に添える管のように細長い切り炭。炉・風炉(ふろ)用で、丸いままの丸管と、縦に割った割り管とがある。
くちのえらぶ‐じま【口永良部島】
鹿児島県、大隅(おおすみ)諸島の一島。屋久島の北西にある火山島で、標高600メートルの新岳は活火山。面積38平方キロメートル。屋久島国立公園に属する。
くすみ‐き・る
[動ラ四]「くすみ返る」に同じ。「山のふりさへ愛想なく、—・りたる松の下蔭」〈浄・鑓の権三〉
くま【隈/曲/阿】
1 曲がって入り込んだ所。また、奥まった所。もののすみ。片隅。「川の—」「光到らぬ—もなし」〈樗牛・滝口入道〉 2 物陰になっている暗がり。陰になった所。「停車場(ステーシヨン)前の夜の—に、四...