くらげ‐だこ【水母蛸】
クラゲダコ科の頭足類。ふつう全長約10センチの釣鐘形のタコで、寒天質状。眼球は筒状に伸び、赤緑色。浮遊性。クラゲのように腕を開閉して泳ぐ。太平洋・インド洋の深海にすみ、日本では相模湾や浦賀水道で...
きんきゅう‐じたい【緊急事態】
1 すみやかな対応が必要とされる重大な事態。「—が発生する」 2 大規模な災害や騒乱などが発生して、治安上差し迫った危険が存在する状態。→緊急事態宣言
きんきゅうじぼうごそちじゅんび‐くいき【緊急時防護措置準備区域】
原子力発電所で事故が発生し、放射線測定値が一定の水準を超えた場合に、すみやかに避難・屋内退避できるように事前に計画を立てる必要がある区域。国は原発から半径30キロ圏を目安としている。緊急時防護措...
き・る【霧る】
[動ラ四] 1 霧が立つ。かすむ。「霞(かすみ)立ち春日(はるひ)の—・れるももしきの大宮所(おほみやどころ)見れば悲しも」〈万・二九〉 2 涙で目がかすむ。「目も—・りていみじ」〈源・夕霧〉
ぎん‐だら【銀鱈】
カサゴ目ギンダラ科の海水魚。深海底にすみ、全長約1メートル。体は細長く、背びれが2基あり、背は暗褐色。北海道からベーリング海を経て南カリフォルニアに分布。味噌漬けなどにし、また、肝油をとる。北洋むつ。
きり‐ずみ【切り角】
⇒隅切(すみき)り角(かく)
きんせい‐せき【菫青石】
鉄・マグネシウム・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。無色・菫(すみれ)色・淡青色でガラス光沢がある。斜方晶系。変成岩中に多い。アイオライト。コージェライト。
きん‐ばと【金鳩】
ハト科の鳥。全長約25センチ。くちばしが赤、ほおから腹にかけては紫褐色、背は緑色で金属光沢がある。インド・ミャンマー・中国南部に分布。日本では八重山諸島にすみ、天然記念物。
クエラ‐クエラ【(ラテン)Quelea quelea】
スズメ目ハタオリドリ科の鳥。和名はコウヨウチョウ(紅葉鳥)。スズメよりやや小形で飼い鳥とされる。アフリカ中南部の半乾燥地にすみ、数百万羽もの大群で農作物に害を与えることがある。
ぎんめ‐だい【銀目鯛】
キンメダイ目ギンメダイ科の海水魚。全長約30センチ。やや深海にすみ、体形はキンメダイに似て、体が銀色。下あごに一対のひげがある。本州中部以南に分布。