こ‐すみ【小隅/小角】
かたすみ。すみっこ。「見世の—へはったと投げつくる」〈浄・生玉心中〉
ざ‐ぐう【座隅】
座席のすみ。一座のすみ。
アイヌ‐たちつぼすみれ【アイヌ立壺菫】
スミレ科の多年草。タチツボスミレの近縁種。高さ約20センチ。葉は心臓形。初夏、紫色の花が咲く。北海道、本州北部に分布。
あい【靄】
[音]アイ(呉)(漢) [訓]もや 1 もや。「晩靄」 2 雲やかすみがたなびくさま。「靄靄」
わら‐すぼ【藁素坊】
ハゼ科の海水魚。全長約30センチ。体はウナギ形で暗緑色。日本では有明海にだけみられ、干潟の泥中にトンネルを作ってすみ、目は退化している。食用。
こてん‐がくは【古典学派】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、アダム=スミスやリカードを中心にして成立した英国の経済学派。自由主義思想を基礎にすえて、資本主義経済を自律性ある再生産の体系として把握。古典派経済学。正統学派。
このは‐えび【木の葉蝦】
コノハエビ目コノハエビ科の甲殻類。エビとは遠縁で、体はミジンコ形。浅海の砂泥底にすみ、体長約1センチ。頭胸部の甲は大きく、二片からなり、胸脚は葉状。
ごちょう‐まち【五丁町】
《江戸町1・2丁目、京町1・2丁目、角町(すみちょう)の5町からなっているところから》新吉原遊郭の呼び名。「今—に光を争ひ、全盛いはん方なし」〈風来六部集・里のをだ巻評〉
こばん‐むし【小判虫】
半翅(はんし)目コバンムシ科の昆虫。水草の多い池沼にすみ、体は小形で楕円形、鮮緑色で、一部に褐色部がある。前脚は鉤(かぎ)状をし、他の昆虫を捕食する。中・後脚は遊泳用。本州・九州に分布。
こちょう‐すみれ【胡蝶菫】
サンシキスミレの別名。