こ‐やすみどの【小安殿】
大内裏の殿舎の一。大極殿(大安殿(おおやすみどの))の後方(北方)にあって、天皇が政務を執る殿舎。こあどの。しょうあんでん。
こうプラスミン‐ざい【抗プラスミン剤】
《antiplasmins》血液中で血餅(けっぺい)を溶かす働きをするプラスミンに拮抗する薬剤。出血性の病気や手術の出血を抑えるのに使用される。
こう‐りょう【蛟竜】
1 中国古代の、想像上の動物。水中にすみ、雲や雨に乗じて天に昇り竜になるといわれる。みずち。こうりゅう。 2 時運にめぐり会えず、実力を発揮できないでいる英雄や豪傑のたとえ。こうりゅう。
こうしん‐そう【庚申草】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。日本特産。高い山の岩壁に生える。ムシトリスミレに似るが、全体に小さく、葉に粘液があって虫を捕らえる。夏、約8センチの茎を出し、淡紫色の花を開く。栃木県日光市の庚申山...
こおろぎ【蟋蟀】
1 直翅(ちょくし)目コオロギ科の昆虫の総称。草の間や石の下などにすみ、体色は褐色。体はやや平たく、頭部は大きく、触角が長い。雄は前翅(まえばね)に発音器をもち、こすり合わせて鳴く。オカメコオロ...
こう‐こう【耿耿】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が明るく輝くさま。「洋灯(ランプ)が—と輝いて居る」〈独歩・忘れえぬ人々〉 2 気にかかることがあって、心が安らかでないさま。「転(うた)た—と神(しん)す...
こおい‐むし【子負虫】
半翅(はんし)目コオイムシ科の昆虫。田・池沼などにすみ、体は扁平(へんぺい)で楕円形、暗黄褐色で、タガメに似るが、より小形。初夏に雌は雄の背に多数の卵を産みつけ、雄はそれが孵化(ふか)するまでの...
ごかい【沙蚕】
多毛綱ゴカイ科の環形動物。体はひも状で、体長5〜12センチ。70〜130個の各環節の両側に剛毛の生えたいぼ足がある。河口や内湾の泥底にすみ、釣りのえさにする。ゴカイ科にはイトメ・ジャムシなども含...
こくりつ‐こうくううちゅうはくぶつかん【国立航空宇宙博物館】
《National Air and Space Museum》米国の首都ワシントンにある博物館。航空技術・宇宙開発の歴史を紹介し、数多くの航空機や宇宙船の実物を展示する。1976年開館。スミソニ...
こくふろん【国富論】
《原題An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations》経済学書。アダム=スミス著。1776年刊。資本主義社会を初めて...