ずう・ず【誦ず】
[動サ変]《「ずす」の音変化》声を出して読む。ずんず。「わびしのことや、いかであれがやうに—・ぜむ」〈枕・一六一〉
ずう‐ずう
[副] 1 鼻汁や鼻水をすする音を表す語。「洟(はな)を—(と)すする」 2 汁などをすする音を表す語。「スープを—(と)飲む」
ずうずうし・い【図図しい】
[形][文]づうづう・し[シク]恥を知らない。厚かましい。「—・く居候をきめこむ」 [補説]「図図しい」は当て字。 [派生]ずうずうしげ[形動]ずうずうしさ[名]
ずうずう‐べん【ずうずう弁】
東北地方に特徴的な鼻音の強い話し方。また、そのことばの俗称。「じ」「じゅう」が「ず」「ずう」と聞こえるところからいう。東北弁。