ちん・ずる【陳ずる】
[動サ変][文]ちん・ず[サ変] 1 申し述べる。言葉で述べる。「力を極めて、其の得失を—・ずれども」〈竜渓・経国美談〉 2 言い張る。主張する。釈明する。「こんこんと奉行へも申し—・じ、ひたす...
つき‐の‐ねずみ【月の鼠】
《象に追われた人が木の根を伝わって井戸に隠れたところ、井戸の周囲には4匹の毒蛇がいてかみつこうとし、また、木の根を黒と白2匹の鼠がかじろうとしていたという「賓頭盧(びんずる)説法経」にある説話で...
つう・じる【通じる】
[動ザ上一]「つうずる」(サ変)の上一段化。「電話が—・じる」
つい・でる【序でる/叙でる】
[動ダ下一][文]つい・づ[ダ下二]順序をつける。また、順序に従って並べる。「微を拆(ひら)き、細を—・ずる歴史」〈蘆花・思出の記〉
ツイート【tweet】
[名](スル)《原義は、小鳥がさえずる意》SNSのツイッター(現X(エックス))において、ごく短い文を投稿すること。また、その文そのもの。日本語版サービスの提供開始時には「つぶやく」が使われていた。
てん・じる【点じる】
[動ザ上一]「てん(点)ずる」(サ変)の上一段化。「聖火台に火を—・じる」
てん・する【典する】
[動サ変][文]てん・す[サ変]《「てんずる」とも》質に入れる。「黄金(こがね)の耳環(みみわ)を—・して」〈鴎外訳・即興詩人〉
と・し【利し/鋭し/疾し/敏し】
[形ク] 1 (利し・鋭し)切れ味がよい。鋭い。「剣大刀(つるぎたち)諸刃(もろは)の—・きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」〈万・二四九八〉 2 (疾し) ㋐勢いが激しい。「ぬばたまの夜さ...
時(とき)に因(よ)・る
その時のなりゆきや状況に応ずる。「どう対応するかは—・る」
時(とき)に取(と)りて
場合によって。「人、木石にあらねば、—物に感ずる事なきにあらず」〈徒然・四一〉