ず‐りょう【受領】
1 《前任者から引き継ぎを受けて事務を執る意》平安中期以降、実際に任国に赴任して政務を執った国司の最上席の者。通例は守(かみ)・権守(ごんのかみ)。時には、介(すけ)をもいう。じゅりょう。ずろう...
ずりょう‐しょく【受領職】
近世、刀工などの職人で、実際の職業とは関係なく武蔵守・越前守などと国守を名のることを許された者。
受領(ずりょう)は倒(たお)るる所(ところ)に土(つち)を掴(つか)め
受領は失敗しても空手(からて)で帰るなの意。転んでもただでは起きない。平安時代の受領の貪欲さを示したもの。
ずりょう‐めい【受領銘】
刀剣類の銘で、職人が自分の名の上に国司名を冠して彫りこんだもの。
ズリーン【Zlín】
チェコ東部、モラバ地方の町。ブルノの東約75キロメートルに位置する。19世紀末にトマーシュ=バタが制靴業を興し、関連する諸工業が発展。現在も操業が続いている。近代的な計画都市であり、工場労働者の...
ずる【狡】
ずるいこと。怠けること。不正をすること。また、その人。「—をする」「—をきめこむ」
ず・る
[動ラ五(四)] 1 滑って移動する。また、ゆるんで下がる。「積み荷が少し—・ってしまう」「ズボンが—・ってこまる」 2 いざり動く。「ひざで—・る」 3 基準となるところから少しはずれる。「...
ずる・い【狡い】
[形][文]ずる・し[ク]自分の利益を得たりするために、要領よく振る舞うさま。また、そういう性質であるさま。悪賢い。こすい。「—・いやり方」「—・く立ち回る」 [補説]近年では俗に、要領のよさを...
ずる‐がしこ・い【狡賢い】
[形][文]ずるがしこ・し[ク]悪知恵がはたらく。狡猾(こうかつ)である。悪賢い。「—・いやり方」
ずる・ける
[動カ下一] 1 するべきことを怠けてしない。横着する。「仕事を—・ける」 2 結んであったものがゆるんでだらしなくなる。「縄が—・ける」