せ‐ぐくま・る【跼る】
[動ラ五(四)]《古くは「せくぐまる」》からだを前へかがめ、背を丸くする。かがまる。「唯でさえ猫背なのを、一層寒空の下に—・って」〈芥川・芋粥〉
セグメンテーション【segmentation】
1 区分。分割。 2 市場細分化。市場を区分けして、それぞれに応じた市場対策をとること。「マーケット—」
セグメンテーションがた‐こうこく【セグメンテーション型広告】
⇒登録情報連動型広告
セグメント【segment】
1 分割すること。区分。部分。「地域単位の—情報」 2 コンピューターで、大きなプログラムやデータを記憶装置に読み込むときに分割する単位。
セグメント‐きょう【セグメント鏡】
複合鏡を採用する大型望遠鏡における、個々の小型の反射鏡。ケック望遠鏡、VLT、2020年代の稼働を目指しているTMTなどで採用される。大口径の一枚鏡のすばる望遠鏡と異なり、製作が比較的容易なセグ...
セグメント‐さいきん【セグメント細菌】
腸管内に強く密着して常在する、分節構造をもつ繊維状の腸内細菌。上皮細胞層に生息するグラム陽性の嫌気性細菌であり、リンパ球などの免疫細胞を誘導するなど、強い免疫活性を示すことが知られている。SFB...
せぐり‐あ・げる【せぐり上げる】
[動ガ下一][文]せぐりあ・ぐ[ガ下二]せきあげる。こみあげる。しゃくりあげる。「時々胸から—・げて来る涙を」〈秋声・あらくれ〉
せぐり・くる【せぐり来る】
[動カ変]涙や息がつきあげるように出てくる。こみあげてくる。「—・来る涙を、一生懸命に噛みしめた」〈里見弴・多情仏心〉
せぐ・る
[動ラ四]涙や吐きけなどがこみあげる。せきあげる。多く、「せぐりあげる」「せぐりくる」などと複合語の形で用いる。「九郎助は老の逸徹(いってつ)、息も涙も—・りかけ」〈浄・布引滝〉
せぐるし・い
[形][文]せぐる・し[シク]《近世語》息がつまって苦しい。息苦しい。胸苦しい。「斯くもの言ふさへ—・い」〈伎・黄金鱐〉