せせなぎ【溝】
《古くは「せせなき」》 1 「せせらぎ」に同じ。「数罟(さくこ)の細密なるを以て—たなもとまで魚の小さいを捕るは」〈四河入海・一三〉 2 どぶ。下水。せせなげ。「我が首討って溝(みぞ)—へも踏み...
せせなげ【溝】
「せせなぎ2」に同じ。「今の身は—に流れる米粒を食ってゐれどな」〈滑・浮世床・二〉
せせらぎ
《古くは「せせらき」「せぜらき」とも》浅瀬などの水の流れる音。また、その流れ。「谷川の—」
せせら‐わらい【せせら笑い】
ばかにして笑うこと。また、その笑い。
せせら‐わら・う【せせら笑う】
[動ワ五(ハ四)]ばかにして笑う。あざけり笑う。また、小ばかにする。「人の失敗を—・う」
せせり
鶏の首の部分の肉。筋肉と脂肪に富み、弾力がある。
せせり‐ちょう【挵蝶】
鱗翅(りんし)目セセリチョウ科のチョウの総称。小形で、体が太くガに似る。色彩も褐色や黒色の地味なものが多い。花や動物の排泄物に寄ってくる。ダイミョウセセリ・アオバセセリ・チャバネセセリ・イチモン...
せせり‐ばし【挵り箸】
嫌い箸の一。箸で食べ物をつつきちらすこと。また、箸を楊枝(ようじ)のように用いて、歯の間にはさまったものを取ろうとすること。
せせ・る【挵る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐とがった物で、繰り返しつつく。つついて掘る。つつきほじくる。「ようじで歯を—・る」 ㋑はしで、食べ物をあちこちつつきまわす。「食べ物を汚く—・る」 2 虫などが刺す。かむ...