だい‐ちょう【台帳】
1 商店で、売買の金額などを記しておく帳簿。大福帳。「仕入れ—」 2 ある物事の基礎的な事実を記載しておく帳簿。「土地—」 3 歌舞伎の上演用脚本。せりふ・ト書きなどが毛筆で書かれたもの。台本。...
たにおか‐やすじ【谷岡ヤスジ】
[1942〜1999]漫画家。愛媛の生まれ。本名、泰次(やすつぐ)。強烈なタッチで描かれたナンセンスなギャグ漫画を発表。個性的なキャラクターと台詞(せりふ)回しで話題を呼び、「鼻血ブー」など多く...
とち・る
[動ラ五(四)] 1 舞台などで、せりふやしぐさをまちがえる。「長ぜりふを—・る」 2 焦ってうろたえる。まごまごする。「玄吉君は僕の居るのに些(ちょい)と—・った風であったが」〈真山・南小泉村...
ディクション【(フランス)diction】
詩文の朗読法。俳優のせりふ回し。また、特に音楽で、歌曲などの詞の発音のしかた。
どうけ‐しばい【道化芝居】
こっけいなしぐさやせりふで観客を笑わせる芝居。おどけ芝居。
どうけ‐がた【道化方】
歌舞伎の役柄の一。こっけいなしぐさやせりふで人を笑わせる役。また、その俳優。道化師。
と‐がき【ト書(き)】
脚本で、登場人物の出入り・動き、場面の状況や照明・音楽・効果などの指定をせりふの間に書き入れたもの。歌舞伎脚本で、「ト思入れあって…」などと「ト」を用いたところからいう。
つらね【連ね/列ね】
1 中世の猿楽・延年舞の演目の一つで、言葉や歌謡を朗唱するもの。連事(れんじ)。つらねごと。 2 歌舞伎で、主に荒事の主役が、花道などで述べる長ぜりふ。縁語・掛け詞(ことば)を使った音楽的せりふ...
どたばた‐きげき【どたばた喜劇】
こっけいなせりふや、大げさなしぐさで客を笑わせる喜劇。あちゃらか芝居。スラップスティック。
つんぼ‐さじき【聾桟敷】
1 江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。舞台に遠く、役者のせりふがよく通らないところからいう。 2 関係者でありながら情報や事情などを知らされないこと。