とらか・す【盪かす/蕩かす】
[動サ五(四)] 1 金属などを高熱によってとかす。とろかす。「炎暑は金を流し石を—・す程なるが」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 2 迷わして本心を失わせる。また、うっとりさせる。「人ノ心ヲ—・ス」〈日葡〉
ドライ‐エージング【dry aging】
熟成肉の製造方法の一つ。温度や湿度を適切に管理した保管庫内で風を当てて乾燥させることにより、うまみを凝縮させる。→ウエットエージング
と・める【泊める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二]《「止める」と同語源》 1 宿泊させる。「ひと晩—・めてもらう」 2 船を停泊させる。「湾内にヨットを—・める」
ともし・む【乏しむ/羨しむ】
[動マ下二]もの足りなく思わせる。うらやましがらせる。「恋しくは日(け)長きものを今だにも—・むべしや逢ふべき夜だに」〈万・二〇一七〉
どよも・す【響もす】
[動サ五(四)]《古くは「とよもす」》声や音をひびかせる。鳴りひびかせる。「その声は瀬を—・して響いていた」〈梶井・交尾〉
なびか・す【靡かす】
[動サ五(四)] 1 なびくようにする。なびかせる。「旗を風に—・す」 2 相手を自分の意に従わせる。「彼女を—・すのは無理だ」
なめ・す【鞣す】
[動サ五(四)]動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる。「鹿皮を—・した手袋」 [可能]なめせる
のぼ・す【上す】
[動サ五(四)]「上(のぼ)せる」に同じ。「議題に—・す」「食卓に—・す」 [動サ下二]「のぼ(上)せる」の文語形。
ねつでん‐そし【熱電素子】
金属や半導体の中で熱エネルギーと電気エネルギーが相互に変換する現象(熱電効果)を利用した素子の総称。温度差によって電流を発生させるゼーベック素子、電流によって熱の発生や吸収を発生させるペルティエ...
ねむら・す【眠らす/睡らす】
[動サ五(四)]「眠らせる」に同じ。「好きなだけ—・してやろう」 [動サ下二]「ねむらせる」の文語形。