メメント‐モリ【(ラテン)memento mori】
《なんじは死を覚悟せよの意》死の警告。特に、死の象徴としてのしゃれこうべ。人間の欠陥やあやまちを思い出させるものとして、ヨーロッパのルネサンス・バロック期の絵画のモチーフに用いられた。
メラミン【melamine】
尿素を高圧下でアンモニアと反応させるか、ジシアンジアミドを高圧下で加熱して得られる無色の結晶。熱水に溶ける。メラミン樹脂の原料。分子式C3H6N6
メフィストフェレス【Mephistopheles】
ドイツのファウスト伝説およびゲーテの「ファウスト」に登場する悪魔。ファウストに魂を売る契約をさせ、その代償として地上の快楽を得させるために奉仕する。メフィスト。
め‐みえ【目見/目見得】
[名](スル) 1 目上の人に会うこと。お目にかかること。「—を許される」→御目見(おめみえ) 2 奉公人が初めて主人の前に出てあいさつをすること。また、正式に雇われる前の試用期間。「小間使が二...
め‐ばり【目張り/目貼り】
[名](スル) 1 風などが入らないように、物のすきまに紙などをはってふさぐこと。また、それに用いるもの。「窓に—する」《季 冬》 2 (目張り)舞台化粧で、目を大きくはっきり見せるために、目の...
メデンブリック【Medemblik】
オランダ西部、ノルトホラント州の町。アイセル湖西岸に位置する。13世紀にホラント伯フロリス5世が建てたラドバウド城がある。毎年、世界的に知られるヨットレースが開催される。ホールンとの間の、蒸気機...
め‐どめ【芽止め】
[名](スル)芽が出ると品質の落ちるジャガイモやニンニクなどの発芽を止めること。また、栽培の都合から発芽を遅らせること。薬品処理・温度処理・放射線処理などの方法がある。
め‐どう【馬道】
殿舎と殿舎を結ぶために設けた厚板を敷いた簡単な通路。馬を中庭まで引き入れるときには、一部を取りはずせるようにした切馬道(きりめどう)を用いた。のちには長廊下の称。
メトラウイ【Métlaoui】
チュニジア南部の山岳オアシスの町。19世紀末より燐鉱石を産する。鉄道、道路の交通の要地。荒々しい景観美で知られるセルジャ渓谷を走る、観光列車の起点。
目端(めはし)を利(き)か・す
その場に応じて才知を働かせる。機転をきかす。「—・して利ざやを稼ぐ」