なん‐ちん【難陳】
非難したり弁解したり、互いに議論をたたかわせること。「—あって、判者これを聞く」〈三冊子・白双紙〉
なりき‐ぜめ【生り木責め/成り木責め】
小正月の行事。一人が果樹を祝い棒でたたいたりして「なるかならぬか、ならねば切り倒す」とおどすと、もう一人が木に代わって「なります、なります」と言い、果実がよくなることを約束させるまじない。木呪(...
なり‐あい【成り合ひ】
[名・形動ナリ]なるがままにすること。なりゆきにまかせること。「今日を—に暮らしぬ」〈浮・武家義理・一〉
なり‐しだい【成り次第/為り次第】
[名・形動ナリ]成り行きにまかせること。また、そのさま。「—に勤めて」〈浮・諸艶大鑑・六〉
なり‐ゆき【成(り)行き】
1 物事が次第に変化していくようすや過程。また、その結果。「事態の—を見守る」「—にまかせる」 2 「成り行き注文」の略。
なん‐ちゃくりく【軟着陸】
[名](スル) 1 宇宙船などが、惑星などの重力に対して、衝撃を受けないように減速しながら着陸すること。ソフトランディング。「月面に—する」 2 高成長を安定へ導く過程で、不況などを招かないよう...
なんばん‐しぼり【南蛮絞り】
粗銅中の銀を分離する精錬法。銀を含む粗銅に鉛を加えて溶かし、圧搾して鉛とともに銀を流出させる。このあと灰吹き法で銀を分離。天正19年(1591)ごろ、蘇我理右衛門が南蛮人から伝授されたという。南...
憎(にく)まれっ子(こ)世(よ)にはばかる
人に憎まれるような者が、かえって世間では幅をきかせる。
肉(にく)が落(お)・ちる
からだがやせる。
にぎら・す【握らす】
[動サ五(四)] 1 握るようにさせる。「しっかりと手を—・す」 2 賄賂(わいろ)の金銭を渡す。「口封じに—・す」