せん‐ぼ【羨慕】
[名](スル)うらやみ、したうこと。「後代の武夫をして—して以て武道を磨き」〈田口・日本開化小史〉
せん‐ぼう【先坊】
前の皇太子。前坊(ぜんぼう)。「—の御使ひにて東に下りにし」〈増鏡・春の別れ〉
せん‐ぼう【訕謗】
悪口をいうこと。誹謗(ひぼう)。
せん‐ぼう【船房】
船内の部屋。船室。「西京丸の—に此文を草す」〈独歩・愛弟通信〉
せん‐ぼう【羨望】
[名](スル)うらやむこと。「—の的となる」「他人の栄達を—する」
せん‐ぼう【瞻望】
[名](スル)遠く見渡すこと。「偕に戸外に出でて—したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
せん‐ぼう【懺法】
1 経を誦(じゅ)して罪過を懺悔(さんげ)する法要。法華懺法・観音懺法などがある。 2 1のときに誦する経文・偈(げ)文。 3 懺悔の方法を説いた書。
せん‐ぼう【蘚帽】
スギゴケなど蘚類の蒴(さく)にかぶさる帽子状の器官。胞子が熟すと取れる。
せんぼう‐きょう【潜望鏡】
潜水艦・戦車などで、密閉された内部から外部の状況を偵察するためなどに使われる、2個の直角プリズムとレンズとを組み合わせた反射望遠鏡。ペリスコープ。
せんぼう‐こう【懺法講】
宮中で行われた法華懺法の法会。