せん【栓】
1 管や穴、また瓶などの口をふさぐもの。「ビール瓶の—」「耳に—をする」 2 水道管などの開閉装置。コック。「消火—」「ガス—」
せん【腺】
上皮組織の特殊化したもので、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官。内分泌腺と外分泌腺とがある。
せん【詮】
1 なすべき手段、方法。せんかた。「泣くより外に—がなかったのだろう」〈左千夫・野菊の墓〉 2 効果。価値。かい。ききめ。「後悔しても—のないことだ」 3 煎じつめたところ。結局。「申し受くると...
せん【箋/籤】
1 書き付け用の細長い紙片。手紙。ふだ。 2 木・竹・象牙などで作り、書名などを記して経巻を包む帙簀(ちす)のひもや巻子本(かんすぼん)の軸に結びつけたり、書籍中に挿入したりして検索に用いる札。
せん【銭】
1 貨幣の単位。円の100分の1。 2 昔の貨幣の単位。貫の1000分の1。文(もん)。
せん【撰】
詩歌・文章を選び抜いて書物にまとめること。「太安万侶の—」
せん【線】
1 糸のように細長く連続するもの。すじ。「地面に—を引く」 2 電流や電気信号などを通すための道筋。電線や電話線。「台風で—が切れる」「電話が殺到して—がふさがる」「ニクロム—」 3 光線や放射...
せん【選】
多くのものの中から、すぐれたものや条件に合うものなどを選ぶこと。「短歌の—にあたる」「—にもれる」
せん【磚/塼/甎】
東洋建築に用いられた煉瓦(れんが)。正方形や長方形の厚い平板で、中国周代に始まり、漢代に発展、城壁・墓室などに用いられた。日本では主として飛鳥(あすか)・奈良時代に用いられ、表面に唐草模様・天人...
せん【氈】
毛織りの敷物。毛氈。「庭園は蘚苔むして—を敷く如く」〈鉄腸・花間鶯〉