せい【制】
1 きまり。おきて。制度。「外国の—にならう」 2 天子の命令。支配者の命令。 3 おしとどめること。制止。「まろが—に従ふべくもあらねばなむ」〈宇津保・忠こそ〉
せい【姓】
1 名字(みょうじ)。氏(うじ)。「—が変わる」 2 ⇒かばね(姓)
せい【性】
[名] 1 人が本来そなえている性質。うまれつき。たち。「人の—は善である」 2 同種の生物の、生殖に関して分化した特徴。雄性と雌性。雄(おす)と雌(めす)、男と女の区別。また、その区別がある...
せい【青】
あお。あおいろ。「顔色—を含み眼辺に紅を帯ぶ」〈織田訳・花柳春話〉
せい【斉】
中国の国名。 春秋時代の列国の一。周の武王によって呂尚(りょしょう)(太公望)が封ぜられた国。現在の山東省の地。都は臨淄(りんし)。前7世紀、桓公の時に覇者となったが、前379年、重臣の田氏に...
せい【星】
二十八宿の一。南方の第四宿。海蛇座のα(アルファ)星を中心とする七星をさす。ほとおりぼし。星宿。
せい【旌】
旗竿(はたざお)のさきに旄(ぼう)という旗飾りをつけ、これに鳥の羽などを垂らした旗。天子が士気を鼓舞するのに用いる。また、旗の総称。
せい【勢】
1 いきおい。力。「此頃じゃ落胆(がっかり)して、—も張合も無いんですけれども」〈鏡花・婦系図〉 2 軍勢。兵力。「敵の—一万騎に及ぶ」 3 (「ぜい」の形で接尾語的に用いて)人名や地名を表す語...
せい【聖】
[名・形動] 1 神聖でおかすことのできないこと。清らかで尊いこと。また、そのさま。「—なる神」「—なる川」 2 知徳がきわめてすぐれ、理想的であること。また、その人。ひじり。 3 (濁酒を賢と...
せい【精】
[名・形動] 1 心身の力。元気。精力。「—のつく食べ物」「こう矢鱈に松ばかり並んで居ては歩く—がない」〈漱石・坑夫〉 2 人間以外のものに潜んでいるといわれる魂・霊魂。精霊。「森の—」 3 細...