ゼータ‐かんすう【ゼータ関数】
リーマンが考察した、自然数nの逆数のs乗の無限和、すなわち第n項を1/nsとする級数。ふつう、この級数はギリシャ文字のゼータを用いてζ(s)と表すため、ゼータ関数とよばれる。もとはオイラーがsを...
ゼーフェルト【Seefeld】
オーストリア、チロル州の町。観光保養地。1964年と1976年に行われたインスブルック冬季オリンピックの会場にもなった。ノルディック種目のコースがあり、スキーリゾートとして知られる。
ゼーベック【Thomas Johan Seebeck】
[1770〜1831]ドイツの物理学者。ゲッティンゲン大学で医学博士の学位を受けた後、自然科学の研究を始め、1814年にベルリンアカデミーの会員となった。1821年にゼーベック効果を発見。
ゼーベック‐けいすう【ゼーベック係数】
⇒熱電能
ゼーベック‐こうか【ゼーベック効果】
2種の異なる導線の両端を接合して、両接合部に異なる温度を与えると起電力を生じる現象。1821年ドイツの物理学者ゼーベック(T.J.Seebeck)が発見。
ゼーベック‐そし【ゼーベック素子】
ゼーベック効果による起電力を利用した電子部品の一つ。温度測定用の熱電対や熱電発電などに利用される。
ゼーマン‐こうか【ゼーマン効果】
強い磁界の中で原子を発光させると、スペクトル線が数本に分かれる現象。1896年ゼーマンが発見。
ゼーランディア‐ようさい【ゼーランディア要塞】
《Fort Zeelandia》スリナムの首都パラマリボにある要塞。スリナム川沿いに位置する。17世紀にイギリス人により建造。18世紀にオランダ人により改築され、外壁に赤煉瓦を用いた石造の星形要...
ゼーレ【(ドイツ)Seele】
魂。霊魂。精神。
ゼーロン
牧野信一の短編小説。昭和6年(1931)「改造」誌に発表。著者中期の代表作。