そう‐ぜん【蒼然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あおあおとしているさま。「—たる月光」 2 薄暗くぼんやりしているさま。「—たる暮色に閉ざされる」 3 古び、色あせているさま。「古色—」
そう‐ぜん【騒然】
[ト・タル][文][形動タリ]ざわざわとさわがしいさま。また、不穏で落ち着かないさま。「場内が—となる」「物情—」
そう‐ぜん【鏘然】
[ト・タル][文][形動タリ]玉・金属などが鳴り響くさま。「鎖ばかりは敷石の上に落ちて—と鳴る」〈漱石・倫敦塔〉
そうぜん‐じ【崇禅寺】
大阪市東淀川区にある曹洞宗の寺。山号は凌雲山。天平年間(729〜749)行基の創建。嘉吉2年(1442)細川持資が将軍足利義教の菩提(ぼだい)を弔うために伽藍(がらん)を建立。境内に細川ガラシャ...
そうぜんじばば‐の‐あだうち【崇禅寺馬場の仇討】
正徳5年(1715)崇禅寺門前で、遠城治左衛門・安藤喜八郎兄弟が末弟宗左衛門の敵(かたき)生田伝八郎を討とうとして返り討ちにあった事件。浄瑠璃の題材となった。