そこ‐がえり【底反り】
漢文訓読で、一つの字を一度訓読したあと、再度下のほうから返って訓じること。「未」を「いまだ…ず」、「当」を「まさに…べし」と読む類。再読。
底(そこ)が堅(かた)・い
相場が、下がりそうでいて下がらない。底堅い。
底(そこ)が知(し)れ◦ない
際限がわからない。程度がはなはだしい。「—◦ない強さ」
そこ‐がた・い【底堅い】
[形][文]そこがた・し[ク]下げてきた相場がもっと下がりそうでいて下がらない。「—・い動き」
そこ‐がため【底固め】
下げてきた相場が売り物も出尽くして、下げようのないところで小幅な上げ下げを繰り返している状態。
底(そこ)が割(わ)・れる
隠していることやうそが相手に見破られてしまう。「すぐに—・れるうそ」
そこ‐きみ【底気味】
心の底にそれとなく感じられる気持ち。「—のわるい心持もする」〈荷風・つゆのあとさき〉
そこきみ‐わる・い【底気味悪い】
[形][文]そこきみわる・し[ク]何だかはっきりしないが、ひどく気味が悪い。「—・い薄笑い」
そ‐こく【祖国】
1 祖先からずっと住んできた国。自分の生まれた国。母国。「—を離れる」「—愛」 2 民族が分かれ出たもとの国。 →母国[用法]
そこくら‐おんせん【底倉温泉】
神奈川県南西部、箱根町の温泉。蛇骨川(じゃこつがわ)と早川の合流点にあり、箱根七湯の一。泉質は塩化物泉。