な・く【泣く/鳴く/啼く】
[動カ五(四)] 1 (泣く) ㋐悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。「うれし泣きに—・く」「大声をあげて—・く」「話に感動して—・く」 ㋑身に...
はした‐ぜに【端銭】
「はしたがね」に同じ。「それ買へとて、腰に付けたる—を投ぐれば」〈浮・一代男・五〉
はしたて‐でんせつ【箸立て伝説】
高僧や貴人が弁当に使った箸を地に立てると、それが根づいて大木になり、神木となったという伝説。弘法大師のほか、西行や太田道灌などが主人公とされる。
ばし
[副助]《係助詞「は」に副助詞「し」の付いた「はし」の音変化とも》名詞・格助詞・接続助詞「て」などに付く。疑問・推量・仮定条件・禁止・命令などの表現を伴い、上の事柄を取り立てて強調する意を表す。...
はし‐うら【橋占】
占いの一。橋のほとりや橋上に立って往来の人の言葉を聞き、それによって吉凶を占ったもの。
はじ【恥/辱/羞】
1 恥じること。自分の欠点・失敗などを恥ずかしく思うこと。「—を忍んでお願いする」 2 それによって名誉や面目が損なわれる行為・事柄。「家の—」「生き—」
はしのないかわ【橋のない川】
住井すゑの長編小説。全7部。第1部は、昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて部落問題研究所の機関紙「部落」に連載されたのち、昭和36年(1961)刊行。以後は書き下ろしで第7部...
はさんこうせいさいけん‐とう【破産更生債権等】
1 破産債権・再生債権・更生債権、および、これらに準ずる債権をいう。 2 《「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」の略》金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。破産・会社更...
箸(はし)を持(も)って食(く)うばかり
それ以上はしようがないほど十分に世話をすることのたとえ。
ハシッシギャング【ハシッシ・ギャング】
小川国夫の短編小説。また、それを表題作とする短編小説集。平成10年(1998)刊。表題作のほか、「あの夕焼け、倒産の家」「母の二つの家」など11の作品を収める。同年の第50回読売文学賞受賞。