ぞうひき【象引】
歌舞伎十八番の一。歌舞伎の荒事(あらごと)の演出形態で、荒事師と悪方(あくがた)が象を引き合うもの。元禄14年(1701)江戸中村座の「傾城王昭君(けいせいおうしょうくん)」で、初世市川団十郎と...
ぞうひ‐びょう【象皮病】
リンパの循行障害のため、特に下肢の皮膚・皮下組織が象の皮のように厚く硬くなる慢性の病気。バンクロフト糸状虫がリンパ管内に寄生するために起こることが多い。アフリカ・東南アジア・中央アメリカなど熱帯...
ぞう‐ひょう【雑兵】
1 身分の低い兵士。歩卒。ざっぴょう。 2 取るに足りない者。下っ端。「我輩の如き—すら…一身を顧みるに遑(いとま)なかったです」〈魯庵・社会百面相〉
ぞうひょうものがたり【雑兵物語】
江戸前期の兵法書。2巻。松平信興著とされる。天和3年(1683)以前の成立。弘化3年(1846)刊。雑兵の話に託し、戦場・武備・武具などの重要事項を口語で記したもの。
ぞう‐ひん【贓品】
「贓物(ぞうぶつ)」に同じ。
ぞうび‐ちゅう【象鼻虫】
ゾウムシの別名。
ぞう‐びん【増便】
[名](スル)飛行機・船・バスなどの、定期便の本数を増やすこと。「帰省バスを—する」⇔減便。
ぞう‐ふ【贈賻】
喪に服している家への進物。
ぞう‐ふ【臓腑】
五臓と六腑。はらわた。内臓。
ぞう‐ふく【増幅】
[名](スル) 1 振幅を大きくすること。特に、電気信号の振幅やエネルギーを増大させて出力すること。 2 物事の程度や範囲を大きくすること。「国民の政治不信が—される」