ぞっ‐かん【俗間】
俗人の住む世の中。世間。民間。
ぞっ‐かん【属官】
1 上役に付き従う官吏。 2 旧制度で、各官庁に所属する判任官の文官。属。
ぞっ‐かん【続刊】
雑誌などを引き続き刊行すること。また、その刊行物。「—を出す」
ぞっき
1 投げ売りなどによる安売り。 2 全部ひとまとめにして売買すること。「何でもいいから突込んで、—で直(ね)をよく買ひなせえ」〈伎・霜夜鐘十字辻筮〉
ぞっき‐ぼん【ぞっき本】
定価を度外視した安値で投げ売りにされる出版物。見切り本。
ぞっき‐や【ぞっき屋】
ぞっき本を売る店。 [補説]「ぞっき2」の意からとも、「そぎや(殺屋)」の音変化とも。
ぞっ‐きょう【俗境】
1 世俗の人の住む世界。俗世間。 2 風流な趣のない所。俗っぽい土地。
ぞっ‐きょく【俗曲】
酒席などで座興に歌われる短い三味線声曲。都々逸(どどいつ)・かっぽれ・さのさなど。
ぞっきょくひょうしゃく【俗曲評釈】
俗歌謡の注釈本。佐々醒雪編著。「江戸長唄」「箏唄」「河東」「上方唄」「小唄と端唄」の全5編を、明治41年(1908)から明治44年(1911)にかけて刊行。
ぞっくり
[副]残らず、全部。すっかり。そっくり。「根から—髪を切られた女の噂」〈秋声・仮装人物〉