たいら【平】
福島県いわき市の地名。市の中心地区。近世、安藤氏らの城下町として発展。旧平市。
たいら【平】
姓氏の一。皇族賜姓の豪族で、桓武(かんむ)平氏・仁明(にんみょう)平氏・文徳(もんとく)平氏・光孝平氏などの流れがある。最も栄えたのは桓武平氏の葛原(かつらばら)親王の流れで、高棟王(たかむねお...
たいら【平ら】
[形動][文][ナリ] 1 高低や起伏のないさま。でこぼこでないさま。「—な地形」「運動場を—にならす」 2 おだやかで安定しているさま。「心を—にする」「世が—に治まる」 3 (多く「おたい...
たいら‐いちめん【平ら一面】
一様に広く行き渡っていること。ひらいちめん。「潮煮(うしほに)で飯を食ふ下戸(げこ)と、唐茄子(たうなす)のあべ川を食ふ上戸は、—の押し物だ」〈滑・浮世風呂・四〉
タイラオス‐ゆうこうきょう【タイラオス友好橋】
《Thai-Laos Friendship Bridge》タイとラオスの国境となるメコン川にかかる橋。タイのノンカイとラオスの首都ビエンチャン郊外のターナレーンを結ぶ。1994年にオーストラリア...
たいら‐か【平らか】
[形動][文][ナリ] 1 高低や起伏がないさま。たいらなさま。「—な道」 2 落ち着いていて静かなさま。「波—な湾内」「天下を—にする」 3 心が穏やかなさま。「心中—でない」「苦のなさそうな...
たいら‐がい【平貝】
タイラギの別名。
たいらぎ【平らぎ】
仲直りすること。また、平和になること。和睦(わぼく)。「この—の覚束なかるべきを告げしに」〈鴎外訳・即興詩人〉
たいらぎ【玉珧】
ハボウキガイ科の二枚貝。貝殻は三角形で、殻長約20センチ。殻表は緑褐色で半透明。内湾の泥底に殻頂を突き刺して立っている。貝柱は大きく、食用。たいらがい。《季 冬》
たいら・ぐ【平らぐ】
[動ガ五(四)] 1 穏やかになる。おさまる。しずまる。「たぎりたる脳の漸く—・ぎて」〈漱石・薤露行〉 2 平らになる。「山の頂の少し—・ぎたるより、煙は立ちのぼる」〈更級〉 3 病気が治る。...