こころ‐ふか・し【心深し】
[形ク] 1 深く慎重に考えるさま。思慮深い。「いと—・くありがたき心ゆるびも侍らず」〈宇津保・蔵開下〉 2 情が深い。人情がこまやかである。「ただ我になりてみるだに涙とどめがたく、—・く書きつ...
こころ‐の‐おに【心の鬼】
1 ふと心に思い当たる良心の呵責(かしゃく)。「かたはらいたく、—出で来て、言ひにくくなり侍りなむ」〈枕・一三五〉 2 心の奥に潜んでいるよこしまな考え。邪心。煩悩(ぼんのう)。「我はかく思ふと...
氷(こおり)と炭(すみ)
二つのものの性質が、まったく相反していることのたとえ。また、両者の仲が非常に悪いことのたとえ。水と油。
こう‐ろ【香炉】
香をたくための器。元来は仏具であるが、香道や床の間の置物飾りなどにも用いられる。形はさまざまで、陶磁器や金属製のものなどがある。香盤。
ごそっ‐と
[副]一度にたくさん。ごっそり。「品物を—盗まれた」
こう‐し【公私】
おおやけとわたくし。公的な事と私的な事。「—のけじめ」「—にわたる」「—混同」
こう‐しゃ【巧者/功者】
[名・形動]手慣れていてたくみなこと。また、そういう人や、そのさま。「—な手口」「試合—」
こう‐し【厚志】
深い思いやりの気持ち。心のこもった親切。「御—ありがたく存じます」
ごう‐しゃ【豪奢】
[名・形動]非常にぜいたくで、はでなこと。また、そのさま。「—な暮らし」
ごう‐けん【剛健】
[名・形動]男性的で、心身が強くたくましいこと。また、そのさま。「勤勉で—な気風」「質実—」 [派生]ごうけんさ[名]