たごと‐の‐つき【田毎の月】
長野県更級(さらしな)郡冠着(かむりき)山(姨捨(おばすて)山)のふもとの、小さな水田の一つ一つに映る月。名月として知られる。たごとづき。→姨捨山
たご‐の‐うら【田子ノ浦】
静岡県富士市南部の海岸。古くは富士川河口以西をさした。富士山眺望の名所や白砂青松(はくしゃせいしょう)の地として知られる。[歌枕]「—ゆうち出でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける」〈万・三一八〉
たご‐の‐ひ【多胡碑】
群馬県高崎市吉井町にある古碑。和銅4年(711)、片岡・緑野・甘良郡から300戸を分けて多胡郡としたことを記したもの。古代三碑、また上野(こうずけ)三碑の一。→三碑
たごり‐ひめ【田心姫】
⇒田霧姫命(たきりびめのみこと)
た‐ごん【他言】
[名](スル)秘密などを他の人に話すこと。口外すること。たげん。「—は無用」「—されては困る」
た‐ごん【多言】
「たげん(多言)」に同じ。