たし‐だか【足し高】
江戸幕府の職俸制の一。家禄以上の役高の職についた場合、その在職中に限って、家禄と役高との差額を職務手当として加俸するもの。人材登用のため8代将軍徳川吉宗が設けた制度。
たしだし‐に
[副]《「たしに」の「たし」を重ねて強めた語》確実に。十分に。しっかりと。「笹葉に打つや霰(あられ)の—率(ゐ)寝てむ後は」〈記・下・歌謡〉
タシチョ‐ゾン【Tashichho Dzong】
ブータンの首都ティンプーにある城。市街北部、ウォン川西岸に位置する。同国の中央政庁、国王の執務室、国会議事堂があり、国教であるチベット仏教ドゥルック派の総本山を兼ねる。1950年代、第3代国王ジ...
た‐しつ【多湿】
[名・形動]湿気が多いこと。湿度が高いこと。また、そのさま。「高温—な(の)土地」
足(た)して二(に)で割(わ)・る
両者の特徴を同程度ずつ取り入れて一つにまとめる。「バナナとパインを—・ったような味」
たし‐な・い【足し無い】
[形][文]たしな・し[ク] 1 不十分である。足りない。乏しい。「二人は又押し黙って闇の中で—・い食物を貪り喰った」〈有島・カインの末裔〉 2 苦しい。つらい。「恵(うつくし)を施して困(くる...
たしなみ【窘み】
くるしむこと。くるしみ。困窮。「黎元(おほむたから)の—を救ひたまひき」〈推古紀〉
たしなみ【嗜み】
1 このみ。また、趣味や余技。 2 芸事などに関する心得。このみ。「多少は英語の—もある」 3 つつしみ。節度。「—を忘れる」 4 ふだんの心がけ。用意。「紳士の—」
たしなみ‐ごころ【嗜み心】
たしなむ心。つつしみの心。「大夫に気をのまれて、我と身に—のできて」〈浮・一代女・一〉
たしな・む【嗜む】
[動マ五(四)] 1 このんで親しむ。愛好する。「酒を—・む」 2 このんでそのことに励んでいる。芸事などの心得がある。「謡曲を—・む」 3 つつしむ。気をつける。用心する。「少しは行いを—・み...