した‐たる・い【舌怠い】
[形][文]したたる・し[ク] 1 物の言い方が甘えたような調子であるさま。したったるい。「女子学生の一部に流行(はや)る、あの稍々—・いような遊ばせ言葉も」〈広津和郎・風雨強かるべし〉 2 舌...
しょく‐るい【燭涙】
蝋燭(ろうそく)から溶けてしたたる蝋を、流れる涙にたとえていう語。「いとど心細く—ながるる表二階」〈一葉・別れ霜〉
てん‐てん【点点】
[名](スル) 1 複数の点をいう語。「—を打つ」 2 点線。 3 あちこちに点在していること。「其間此処彼処に無数の山百合の—したるは」〈蘆花・自然と人生〉 [ト・タル][文][形動タリ]...
ね・ぐ【祈ぐ】
[動ガ四]祈願する。いのる。「いその神ふりにし恋のかみさびてたたるに我は—・ぎぞかねつる」〈拾遺・恋四〉
りゅう【溜】
[人名用漢字] [音]リュウ(リウ)(漢) [訓]たまる ためる 1 したたる。「溜滴」 2 水などがたまる。「溜飲/瀦溜(ちょりゅう)」 3 蒸発分を冷却して成分を分離・精製する。「乾溜・蒸溜...
ぼっかり
[副] 1 「ほっかり3」に同じ。「わたしが女房に下さりませと—言へば」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉 2 「ほっかり5」に同じ。「小じたたるう仕かけたら、—と食ひついて」〈浄・阿波鳴渡〉
み‐い・る【見入る/魅入る】
[動ラ五(四)] 1 (見入る)気をつけて見る。じっと見つめる。また、見とれる。「合格者発表の掲示に—・る」 2 外から中を見る。のぞき込む。「家ノ奥ヲ—・ル」〈和英語林集成〉 3 (「魅入る...
ふるた【古田】
姓氏の一。 [補説]「古田」姓の人物古田敦也(ふるたあつや)古田織部(ふるたおりべ)古田足日(ふるたたるひ)古田昌幸(ふるたまさゆき)
ぽた‐ぽた
[副]しずくが次々に落ちる音や、そのさまを表す語。「—(と)汗がしたたる」
ふ‐ようじょう【不養生】
[名・形動]養生をしないこと。健康に気をつけないこと。また、そのさま。「平生の—がたたる」「医者の—」