ひと‐すじ【一筋/一条】
[名] 1 細長い物の1本。一条。「—の髪の毛」「—伝わる涙」 2 一門。一族。「多くはただこの九条殿の御—なり」〈大鏡・師輔〉 [形動][文][ナリ] 1 ただ一つのことに心を傾けるさま。...
はんめん‐しき【半面識】
《後漢の応奉は、知人宅でちらりと顔の半分を見ただけの人のことを数十年後も覚えていて、路上でばったり出会ったときに、声をかけたという、「後漢書」応奉伝の注に見える故事から》 1 ちょっと見ただけで...
ばた‐ばた
[副](スル) 1 物が続けざまに激しくぶつかる音や、そのさまを表す語。 ㋐物が風に激しくあおられる音、鳥の大きい羽音などにいう。「強風でテントが—(と)鳴る」「烏が羽を—させる」 ㋑人が手足...
ね‐どい【根問い】
[名](スル)根本まで問いただすこと。どこまでも問いただすこと。「—して困らせる」
ただ‐とり【只取り】
[名](スル)《「ただどり」とも》ただで手に入れること。代償を払わないで自分のものにすること。
そう‐こう【倉皇/蒼惶】
[ト・タル][文][形動タリ]あわてふためくさま。あわただしいさま。「何新(かしん)はただ—として公主を負いまいらせて宮中を出ました」〈露伴・運命〉
ただ‐し【但し】
《副詞「ただ」に副助詞「し」が付いたものから》 [接] 1 前述の事柄に対して、その条件や例外などを示す。しかし。「入場自由。—、子供はお断り」 2 前述の事柄に対する推量や疑問を導く。ひょっ...
きょう【恭】
[常用漢字] [音]キョウ(漢) [訓]うやうやしい 丁寧で慎み深くすること。うやうやしい。「恭賀・恭敬・恭順/温恭」 [名のり]うや・すみ・たか・たかし・ただ・ただし・ちか・つか・のり・みつ・...
きょ【遽】
[音]キョ(漢) [訓]にわか すみやか あわただしい 急に。あわただしい。あわてる。「遽然/急遽」
くか‐たち【探湯/誓湯/盟神探湯】
《「くがたち」「くかだち」とも》古代の裁判における真偽判定法。正邪を判断する場合、神に誓って熱湯の中に手を入れさせ、正の手はただれないが、邪の手はただれるとした。くか。