たち‐ば【立場】
1 人の立つ場所。立っている所。 2 その人の置かれている地位や境遇。また、面目。「苦しい—に追い込まれる」「負けたら—がない」 3 その状況から生じる考え方。観点。立脚点。「医者の—からの発言...
たちばい【太刀奪】
狂言。太郎冠者が通行人の太刀を奪おうとして逆に主人の小刀を取られ、主人は待ち伏せてその男を捕らえるが、太郎冠者の失敗で逃がしてしまう。たちうばい。
たち‐ばさみ【裁ち鋏】
布地の裁断に用いる、やや大型のはさみ。ラシャばさみ。ラシャ切りばさみ。洋裁ばさみ。
たち‐はし・る【立ち走る】
[動ラ四]《「たちばしる」とも》 1 立って走っていく。また、走り回る。「—・り叫び袖振りこいまろび」〈万・一七四〇〉 2 こまめに働く。「よめの発明者臥具とり片づけて、御手水(おてうづ)御膳よ...
たちばな【橘】
1 ミカン科の常緑小高木。枝にとげをもち、葉は小さい。6月ごろ、白い5弁花を開く。実は小さく、黄熟しても酸味が強く苦みもあり食用にはしない。日本たちばな。《季 実=秋 花=夏》「青き葉の添ふ—の...
たちばな【橘】
姓氏の一。 古代の有力な氏。敏達天皇5世の孫美努(みぬ)王の妻、県犬養三千代(あがたいぬかいのみちよ)が和銅元年(708)に橘宿禰(たちばなのすくね)を賜り、のち、その子の葛城(かつらぎ)王...
たちばな【立花】
姓氏の一。 [補説]「立花」姓の人物立花隆(たちばなたかし)立花北枝(たちばなほくし)立花宗茂(たちばなむねしげ)
たち‐ばなし【立(ち)話】
[名](スル)立ったままで話をすること。また、その話。「道端で—する」
たちばな‐しらき【橘樸】
[1881〜1945]中国研究家・ジャーナリスト。大分の生まれ。王道国家論など満州国の理念を説き、合作社運動を進める。著作に「支那思想研究」「支那社会研究」など。
たちばな‐しんとう【橘神道】
江戸時代に普及した神道の一派。橘三喜(たちばなみつよし)が唱道し、垂加神道派の玉木正英が大成。橘家神道(きっけしんとう)。