たち‐どま・る【立(ち)止(ま)る/立(ち)留(ま)る】
[動ラ五(四)]《「たちとまる」とも》 1 歩くのをやめてその場に立つ。歩みを止める。「呼ばれて—・る」 2 他へ移らないで、そのままそこにとどまる。「思ひのままならむ人は今までも—・るべくやは...
たち‐とり【太刀取り】
1 《「たちどり」とも》切腹の介錯(かいしゃく)をする人。また、刑場で死罪の者の首を切る役目の人。 2 相撲で、太刀持ち。
たち‐ど【立ち所/立ち処】
1 立っている所。たちどころ。「五月山木の下やみにともす火は鹿の—のしるべなりけり」〈貫之集〉 2 物のあるべき所。置くべき所。「書きたるさま筆の—も知らぬやうなるに」〈浜松・五〉
たち‐どおし【立(ち)通し】
長い時間立ったままでいること。立ち詰め。「—で働く」
たち‐どころ【立ち所】
立っている所。たちど。「六波羅の門前には馬車の—もなくせきあひたるに」〈古活字本平治・上〉
たちどころ‐に【立(ち)所に】
[副]時を移さず、その場ですぐに実現するさま。たちまち。すぐさま。「どんな難題でも—解決してみせる」
たち‐なおり【立(ち)直り】
立ち直ること。もとのようになること。「景気の—が遅れる」
たち‐なお・る【立(ち)直る】
[動ラ五(四)] 1 倒れそうになったものが、もとに戻る。「よろめいたがすぐ—・った」 2 悪い状態から、もとの状態に戻る。「ショックから—・る」「相場が—・る」
たち‐ながら【立ち乍ら】
[副]《立ったままでの意から》ほんのちょっと。ちょっとの間。「—こなたに入り給へ、とのたまひて」〈源・夕顔〉
たち‐な・む【立ち並む】
[動マ四]立って並ぶ。たちならぶ。「上達部の—・み給へるに」〈枕・八九〉